市民健康公開講座について

演題1：『注意すべき耳鼻科疾患　〜自己判断でこじらせないために〜』、演者：山口大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科学　山本 陽平 先生

演題2：『あなたの難聴　あきらめないで！』、演者：山口大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科学　菅原 一真 先生

演題3：『耳にとっては鼻の治療も大事です！　〜アレルギー性鼻炎を中心に〜』、演者：かのう歯科・耳鼻咽喉科クリニック　狩野 有加莉 先生

今回は、『耳の日（3月3日）』をテーマに開催いたしました。
「耳の日」は、難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決したいという願いから、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。
（※「ミミ」という語呂合わせや「3」が耳の形に似ていることから、3月3日が「耳の日」とされたそうです。）
講師は、長年当院の耳鼻咽喉科外来に医師を派遣して頂いているご縁で、山口大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科学より菅原一真先生、山本陽平先生、狩野有加莉先生（かのう歯科・耳鼻咽喉科クリニック）の3名の先生にご講演いただきました（座長：周南記念病院 院長 橋谷田 博）。
私たち周南記念病院は「健康文化のホームグランド」を法人理念の一つに掲げ、これからも地域の皆様の健康増進にお役に立てるようヘルスリテラシー向上の取り組みを行なってまいります。

演題1：『心不全について』、演者：周南記念病院　循環器内科医師　縄田 純也

演題2：『心臓リハビリテーションと栄養』、演者：周南記念病院　管理栄養士　山崎 彰枝

演題3：『心臓リハビリテーションの運動療法』、演者：周南記念病院　理学療法士　野下 将史

演題4：『心不全と薬』、演者：周南記念病院　薬剤師　野下 美岬

　

新型コロナウイルス感染症の影響により、長らく開催中止しておりました『市民健康公開講座』でしたが、2019年10月以来、約4年ぶりに開催することができました。当日はたくさんの方々が会場に足を運んでくださり、熱心にご聴講いただきました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
山口県の循環器病は、全死因中の25％を占め、死亡率が全国平均を上回る状況にあります。
当院でも、循環器病患者様を支える医療体制と地域医療連携を強化しており、人材育成を含め力を注いでいます。本講演会により、一人でも多くの方々が「心不全」について理解と関心を深め、健康長寿へのパスポートを手にしていただけたとすれば、望外の幸せです。